謹賀新年 [ど~でもいいこと]
あけましておめでとうございます。
今年の元旦企画も例年通り、リアル年賀状を手直しして皆様にお届けさせていただきます。
平成25年が皆様にとっても良い一年でありますように。
ちなみに初詣は神田明神に行ってきましたよっ!(だから何?)
暮れの元気なご挨拶 [ど~でもいいこと]
大変御無沙汰しておりました。名古屋に移り住んでおよそ3か月。やっと街にも慣れてきたところですが、相変わらず名古屋駅地下の複雑な構造には迷わされてばかりおります。
さて、みなさん先日の衆議院選挙はしっかり投票なさったでしょうか。日本の将来を考えれば重要な選挙だったはずです。しかし残念ながら投票率は低かった様子で、いささか日本人の意識の低さには落胆しております。…とまぁ、私はと言えば…
投票所に行かず、奈良の東大寺に行っておりましたっ!
…ま、こんなもんっす。実は僕の投票権は未だ札幌にあったんです。さすがに投票するためだけに札幌まで行く気にはなれませんでした。なので仕方なく東大寺で鹿と戯れていた訳です。
名古屋は実に便利な所にある街で、京都や奈良など関西圏の観光地は余裕で日帰りできてしまいます。修学旅行でわざわざ訪れた場所が簡単に行けてしまう…これは関東以北にしか住んだことのなかった自分にとっては驚くべきことで、転居して以来、ついつい毎週のように京都、奈良の観光三昧になっております。
したがって、映画を観た本数は激減し、競馬も秋になってからは有馬記念しか買っておりません(ちなみにハズレました)。そんな日々を過ごしておりますが、観光熱が治まれば従来の生活を取り戻すことになると思います。
では、良い年をお迎えください(ってまだ早過ぎだろ)。
さよなら札幌 [ど~でもいいこと]
…って事態になりました。サラリーマンなんで、自分の意志だけではどうにもなりません。ここ数週間は準備もあったのですが、何となく無気力状態で当ブログは放置しておりました。もっとも、もうひとつの方は終了までカウントダウンが始まってしまったので、慌てて幾つかアップしたのですが。
さて、僕がどこへ行くかは下の写真から推測してください。地元の方は分かると思いますが、行ったことがなければ難しいかも。ちなみに正解しても何も出ません。
来週にはもうこの街に移り住んでいる予定です。落ち着いたらまた再開したいと思います。では。(ホントは今ブログ書いてる余裕はないんだけどね~)
「桐島、部活やめるってよ」 [映画(2012)]
『桐島、部活やめるってよ』って、らしからぬタイトルが面白そうでこの映画を観てみたのだが、これが予想を上回る面白さで、高校生の学園生活のひとコマがリアルに描かれた傑作だった。…なんて、現代の高校生の学園生活を知っている訳ではなく書いてしまったけど、この世代が抱える焦燥感のような感情が生々しく、密かに彼らの中に潜り込んで間近で目撃しているかのような臨場感に思わず引き込まれてしまった。
物語はスポーツ万能で人気者の桐島が、突然所属しているバレーボール部を辞めたことによって周囲に引き起こる波紋を描いた群像劇。桐島の彼女(山本美月)とその仲の良いクラスメイト(橋本愛ほか)、桐島の親友・菊池(東出昌大)と帰宅部の仲間(浅香航大、落合モトキ)、桐島とは付き合いのない映画部の部長(神木隆之介)と部員たち、菊池に想いを寄せる吹奏楽部の部長(大後寿々花)が桐島の件をきっかけに微妙に各々の関係が変化していく。お話としてはそんなもんなのだが、吉田大八監督による丹念で繊細な描写によってスクリーンに釘付けとなってしまった。
この『桐島、部活やめるってよ』を観ながら、以前観た『明日、君がいない』というオーストラリアの学園生活を描いた作品のことを思い出していた。こちらも高校生をリアルに描いた群像劇で、吉田監督は真似た訳ではないと思うが、コンセプトはかなり近いように思われた。『桐島』を良かったと思われた方は機会があったら『明日』も観てみてほしい。
実は僕も高校生の時に映画部に所属していた。正確に言うと映画部は存在しなかったのだが、映画好きの仲間(男4名)と文芸部の顧問に戯曲を書くことを条件に入部させてもらい、本来の活動は無視して好き勝手に8ミリ映画を撮っていたんである。そんな経験があるので神木隆之介らが演じた映画部の様子や会話が一層リアルなものに映った。「第三者的な視点で見たらこんなか~。これじゃあ女の子にモテるはずがないよね~」ということも分かり胸が痛くなってしまった。もし高校生活をもう一度やり直せるなら今度はモテグループのように…いや、今度も映画部なんだよね、きっと…