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2006年の3本【外国映画編】 [映画-雑記]

2006年の総括をする季節となった。そこで今年観た映画の私的ベスト3を選んでみたいと思う。新作映画は50本観た。一般的には多い本数だと思うが、それでもベスト10まで広げてしまうと、最後の方は数合わせのような映画が入ってしまうので、外国映画と日本映画に分けて3本づつに絞って選んでみたい。まずは外国映画から。

硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版) 『硫黄島からの手紙』

昨年のナンバー・ワン『ミリオンダラー・ベイビー』に続いて2年連続でクリント・イーストウッド監督作品がトップ。何か芸が無いなとも思ったのだが、群を抜いて素晴らしかったので選んだ。それにしても外国映画ということでよかったのかな?

記憶の棘 オリジナル・バージョン 『記憶の棘』

とにかく映画の雰囲気、スタイルが好き。問題点のある映画だとは思うが、好きになってしまったのだからしょうがない。性悪女に引っかかり、周りから止めろと助言されても聞く耳持たないのといっしょ(…ってどこが?)。ニコール・キッドマンの演技が素晴らしかった。

トンマッコルへようこそ 『トンマッコルへようこそ』

下火になったと言われる韓流だが、まだこんな素晴らしい作品が出てくるので侮れない。作り手の気持ちが伝わってくる傑作。生きる喜びと哀しみ、人間愛がつまった作品。

戦争を描いた作品が2本。従来戦争映画はどちらかと言うと好きではないのだが、単なる戦記物とは違って、人間を深く掘り下げた作品になっているところに感動した。選ばなかった作品では『Vフォー・ヴェンデッタ』『トゥモロー・ワールド』も印象的。どちらも管理社会における反逆者の話で方向性が近い作品。2006年は「心温まる」よりも殺伐とした世界観の中で人間の営みを描いた作品が心に残った。


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coco030705

お邪魔しまーす。
「記憶の棘」、なかなかの映画でしたね。
とにかく、ニコール・キッドマンが最高に美しかったです。
私は、この男の子は、ニコールの夫の生まれ変わりだと
思って、映画を見ました。だから、結構こわかったです。
色々物議をかもしだした作品でしたね。
by coco030705 (2006-12-31 02:25) 

丹下段平

ニコール・キッドマンがこの映画の次に出たのが『奥様は魔女』って、芸域が広いんだか作品を選んでないのか、よく分からない女優さんですね。でも美しい女性です。それは間違いない。
ラストはいろいろな解釈がありました。確かココさんが最初に僕のブログに登場したのも、この記事の時だった記憶があります。また来年もよろしくお願いします。
by 丹下段平 (2006-12-31 03:20) 

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