邦画の時代? [映画-雑記]
昨日、日本映画製作者連盟が発表した2006年度の興行成績によると、21年ぶりに邦画全体の興収が洋画のそれを上回ったとのこと(記事)。確かにリメイク、シリーズ物が興収の核だった洋画(主にアメリカ、ハリウッド製)よりも邦画の方が観たいと思わせる作品が多かったのも事実。僕自身も例年になく洋画に比べて邦画を観る機会が多かった。このブログでも度々ハリウッド映画がダメになっていると書いたが(記事)、それを裏付けるような数字になったのと同時に、日本映画が質量とも勢いがあったという事なのかもしれない。
発表された邦画の興行収入ベスト10を見てみると、
1位 『ゲド戦記』 76.5億円
2位 『LIMIT OF LOVE 海猿』 71.0億円
3位 『THE 有頂天ホテル』 60.8億円
4位 『日本沈没』 53.4億円
5位 『デスノート the Last name』 52.0億円
6位 『男たちの大和/YAMATO』 50.9億円
7位 『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』 34.0億円
8位 『ドラえもん のび太の恐竜2006』 32.8億円
9位 『涙そうそう』 31.0億円
10位 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』 30.3億円
なんだそうな。
でも、驚いた。ベスト10の作品、
1本も観ていないっ!!
自分で言うのも何だが、「お見事!」な程の外しっぷりである。
実は昨年の暮れに書いた記事『2006年の3本【日本映画編】』(記事)が、その内の一本に選んだ『海と夕日と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』の太田隆文監督のブログで紹介された(こちら)。まぁ、それはそれとして、太田監督の記事の中で「この記事を書いた人はマイナー映画好き」ってな事を書かれてしまった事が気になった。別にそんな事はないと反論したかったのだが、興収ベスト10内の作品を一本も観ていないのだから言い返せない。無念。
因みに洋画の興収ベスト10に入った作品で僕が観ているのは…
『フライトプラン』(7位)だけっ!!
って事は、
やっぱ、俺ってマイナーですかぁ!?
去年は大変邦画盛り上がりましたね~。今年もこの調子で・・・。
ヘッダーの仕上がり、丹下さんっぽくって凄く!好きです。
by アートフル ドジャー (2007-02-01 08:42)
アートさん、今晩は。
邦画は今年も優勢のような気がします。洋画に面白そうな作品があまり無さそうだし。
ヘッダー、気が付いてくれて(って当たり前か…)、ありがとうございました。「昭和30年代の三軒茶屋の名画座」の雰囲気というのが一応のコンセプトです。って、実はテキトーです。
by 丹下段平 (2007-02-01 22:15)
こんにちは。
段平さんがドラえもんやポケモン、コナンを観てたらちょっと怖いかも・・・!?
興行成績だとアニメが多いですいよね。
1位のゲド戦記は満足度が低い作品でした。観なくてもいいですよ。
by キキ (2007-02-02 17:25)
ですよね~。キキさんの言うとおり『ドラえもん』や『コナン』はキャラじゃないですからね~。『ポケモン』はもっと怖いですよ、きっと。
でも数年前、友人から強く勧められて『クレヨンしんちゃん』のモーレツ何とかっての観ました。いや、これが結構面白かったんですよ。多分子供よりも大人の方がよく理解できたんじゃないかな?
『ゲド戦記』はあまりにも評判悪かったのでスルーしました。
by 丹下段平 (2007-02-02 21:10)