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「ライセンス・トゥ・ウエディング」 [映画(2007)]

今現在、この『ライセンス・トゥ・ウエディング』が上映されていることを知る人が、いったいどれだけいるのだろうか。ネットで調べてみたら、そこそこ全国の劇場で公開されているにも係わらず、僕が観た劇場では、ポスターは貼っていない、パンフも売っていない、チラシだって見た事無い。まるで配給会社に見放されたかのような鬼っ子のような作品。ここまでやる気がないなら公開しなけりゃいいじゃん! と思えてしまう可哀想な作品。まぁ、僕のような物好きがいるから細々とでも公開するんだろうけど。こちらもたまたま近くの映画館でかかっていたから気まぐれで観たんだけど。最初は場内に僕一人で、スクリーン独り占めかと思ったけど、その内物好きな女性が2人入ってきてホッとした。

結婚間近のカップルが式を挙げるため、彼女が昔から通っていた教会を予約したところ、この教会で結婚式をするには牧師(ロビン・ウィリアムズ)のセミナーを受講する必要があると言われ、それを受けることになった。しかしそのセミナーはとてもキテレツなものであった。果たして数々の難関を乗り越えて二人は結婚式を無事迎えられるのか…というお話。

この牧師が二人に与える試練が、ちょっと常軌を逸してる。二人にわざと罵り合いさせてみたり、彼女の家族の前で新郎に悪口言わせてみたり、既に同居している二人に性交渉を禁止して、その様子を盗聴してみたりとハチャメチャ。ちょっと、いくらなんでもやり過ぎでしょ、と言いたくなる。ロビン・ウィリアムスは快調に飛ばしてるけど、あまりにもリアリティが無いので面白くない。

こんなだから配給会社に見捨てられるんだよ

と言いたかったが、それを承知で観た自分の責任でしかない。だいたい「拾い物」なんて作品は、こんな扱いの作品だったりするので、それを期待したのだが、もう少しまともな脚本だったら面白くなる可能性はある題材なのに、今回は大失敗。まぁ、これに懲りずにまたこんな作品を観てしまうんだろうなぁ。

(あまりにも資料が無いのでイラストもなし)


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