「インスタント沼」 [映画(2009)]
そこそこ面白かった。
以上!
(今回はタイトルに合わせてインスタントな記事にしてみました)
これじゃ、納得できないという方は↓
『インスタント沼』を監督した三木聡の作品は『亀は意外と速く泳ぐ』以来。残念ながら評判の良かった『転々』は未見のまま。三木監督は日常のちょっとズレたところの面白さを表現するユニークな視点をもった作家であり、作品もそれなりに面白く、楽しめる。小ネタが数珠つなぎのように詰まった作風はアイディアをたくさん用意しなければならず、労力はかなりのものだろう思うが、トータル的にみると起伏が少なく平坦になりがちで、ストーリー自体に次を期待させるものが薄い分、観ている内に、次第に飽きがくる。
この『インスタント沼』は主人公の沈丁花ハナメ(麻生久美子)を中心に、こん睡状態になってしまった母(松坂慶子)、娘であることを隠して近づいた実父の電球(風間杜夫)、父の骨董店に出入りするパンクなガス(加瀬亮)、父の愛人(相田翔子)、出版社勤務時代の相棒のフリーライター(ふせえり)等とのやり取りが描かれている。
まぁ、最初に書いた通り「そこそこ面白かった」という印象。このようなスタイルだと、面白さにも限界があるような気がする。
それにしても画質の悪い映画だった。往々にして日本の映画はこの作品のような画質の悪さが目立つ。根本的に現像所に問題があるのか、それとも作り手の無頓着が招いた結果なのか。単に低予算だから、だけではないような気がするのだが。
松坂&風間のコンビで思い出すのは「蒲田行進曲」ですね。
by ばん (2009-05-25 11:15)
そうですね。『蒲田行進曲』は良い作品でした。残念ながら、この『インスタント沼』では共演しているものの、二人の絡みはありませんでした。
by 丹下段平 (2009-05-25 18:38)
最近、麻生久美子さん、色んな番組(はなまる)に出てらっしゃいますね!
テレビで見るまでは名前と顔一致しませんでした。。。
映画もたくさん出られてる様ですね。
予告編見てきたのですが、加瀬亮さんが、怪しげな役でそそられます!
by 薔薇少女 (2009-05-28 23:55)
銅宝箱出てますね、応募して来まぁ~す!
by 薔薇少女 (2009-05-28 23:59)
麻生久美子ってそんなに馴染みがなかったのですが、これで覚えました。多分もっと出てくるんじゃないでしょうか。
蛇足に埋もれた銅の箱を見つけましたか。当たるといいですね。
by 丹下段平 (2009-05-29 00:44)
おとなり・・?にも出てますね。急に主役級ですね!!
イラスト似てます^^
by duke (2009-05-30 00:49)
dukeさん、ありがとうございます。
おとなり、もうご覧になったのですか?
by 丹下段平 (2009-05-30 01:23)
あ、まだです。というか、予告編で結構満足しちゃってますけど。
素敵なラブストーリーな感じですね。
・・でも自分だったら変な音がたてられなくて緊張しそうです。。
by duke (2009-05-30 02:02)
僕も予告編は観ました。随分壁が薄いところに住んでるんだなぁ、と思いました。
by 丹下段平 (2009-05-30 02:10)
今回は小ネタがいつも以上に多かったですね。
それがまた同じようなものばかりで、メリハリがなくて。
三木聡好きなんですが…途中で飽きてしまいました。
by CORO (2009-05-30 23:04)
それぞれの小ネタは面白いのですが、やはり次第に飽きがきますね。三木監督は30分くらいの尺が丁度良い気がします。
by 丹下段平 (2009-05-31 02:29)
ここに『あどばいざー』なる人物からご批判のコメントを頂戴いたしましたが、ご自身のブログ等のURLがなかったので削除いたしました。
いつも思うのですが、このような書き込みをする輩はどうして決まって自分の身は明かさず批判をしてくるのでしょうか。こちらは批判されることはある程度の覚悟はできているのですが、自分の身だけ守って好き勝手なことを書く卑怯な行為には我慢できません。ましてや今回の『あどばいざー』なんて名前をつける人間は、明らかに人を見下しているような愚か者です。だけど自分が傷つきたくないのでURLは入れずに上から目線で書き込みをするのです。ホントに情けない人間です。
もし『あどばいざー』と書きこんだ人物がこの文を読んだなら、ちゃんとご自身のブログ等のURLを入れて反論してもらいたいと思います。手続きを踏んでくれれば削除するようなことはいたしません。
by 丹下段平 (2009-12-23 11:17)