「ウィッチマウンテン－地図から消された山－」 [映画（2009）]
この『ウィッチマウンテン－地図から消された山－』は、良くも悪くも「ディズニー映画だよなぁ」と思わせてくれる作品であった。ジャンルとしてはＳＦなのだが、難しい科学的なものには触れず、ハラハラ、ドキドキもそこそこレベル。安心して楽しめるけど刺激は少なく、観終わって1時間もしたら忘れてしまいそうな無個性で中途半端な作品。
ジャック（ドウェイン・ジョンソン）は昔はワルだったが、今では更生してラスベガスでタクシー運転手をしている。ある日2人の兄妹（アレクサンダー・ルドウィグ、アナソフィア・ロブ）を乗せて長距離ドライブ。しかしその2人は実は宇宙人であった。2人を追う政府の特殊部隊と謎の宇宙生命体、ジャックを追うマフィア。ジャックは追っ手を振り切って2人を宇宙に帰せるのか…というお話。
根本的に映画への期待よりも、若手女優アナソフィア・ロブ（『チャーリーとチョコレート工場』『テラビシアにかける橋』など）への期待がほとんどで観た作品。彼女の今回の役どころは宇宙人。あまり表情を変えない演技であったため、芝居の見せ場はラストのほんの一瞬だけ。期待した割には今回は肩すかしだった。もっともまだバリバリの演技派になる必要もあるまい。ティーンエイジャーの今はアイドル的な扱いで充分。これから先、長い道のりで演技を磨いていけば、いずれは大女優になる器だと確信している。
もっとも私生活で身を持ち崩さなければの話だが…。
丹下さんの彼女への期待の大きさがよく判りました＾＾
でも、この作品はあまりお薦めではなさそうなので、まだ見ていない『テラビシアにかける橋』を見るほうがよさそうですね。
でも、あまり表情を変えない宇宙人の役っていうのも面白そう・・・迷います。
by マヌカン☆ (2009-07-10 13:03)
せっかくですので『テラビシアにかける橋』をご覧ください。ついでに『チャーリーとチョコレート工場』もご覧いただければ彼女の演技力も分かるかと思います。
by 丹下段平 (2009-07-10 22:39)
『チャーリーとチョコレート工場』での憎ったらしい女の子ですよね！
『テラビシアにかける橋』は、見てないのですが、
＞私生活で身を持ち崩さなければの話だが…
持ち崩しそうな雰囲気もありますね？！
持ち崩してでも尚、それを芸の肥やしにして上り詰めてく
女優さんになって欲しいですね。
（よく知らないのに勝手な事、書いちゃってスンマソン）
by 薔薇少女 (2009-07-11 13:00)
はい、今いやらしい事を考えていました。正解～。
by ばん (2009-07-11 15:54)
ああ、テラビシアの女の子は、チャーリー・・・のあの子だったんですね。
まったく気が付かなかった。
テラビシアは、さして期待せずに見たのですが、子供映画だと思っていたら
案外拾いものの映画でした。
ベタなところもあるけど、想像することの大切さ、みたいなのを
教えてもらった気がします。
加えて、自己主張できる女の子は、お洋服もオシャレ、ってとこが私には
ポイント高かったです。
主演のアナソフィア・ロブ、これからが期待大ですね。
by なぎ猫 (2009-07-11 17:44)
薔薇少女さん、こんにちは。
持ち崩しても尚…できるかなぁ？ クスリとか酒に溺れなければいいんだけど（だいたいそのパターンなので）。
by 丹下段平 (2009-07-12 01:02)
ばんさん、いやらしいこと考えてましたか。僕もよく考えます。この宇宙人は人の（動物も）心を読む能力がある設定です。
by 丹下段平 (2009-07-12 01:04)
なぎ猫さん、こんにちは。
僕も『テラビシアにかける橋』を観た時、「この子どっかで観たよなぁ」と思い、考えて考えた末に思い出しました。それほど印象が違った訳で、演技力あるんだなと感心した次第です。
by 丹下段平 (2009-07-12 01:07)
ひらりんも、アナソフィア・ロブには期待してるので、
リ●ジー・ロー●ンや、キル●テン・ダ●ストみたいにならないように願ってます。
by ひらりん (2009-07-20 00:28)
ひらりんさん、こんにちは。
アナソフィア・ロブには、このまま真っ直ぐ育ってもらいたいものですね。
ヘンな男にひっかかったりしないよう、願っております…
by 丹下段平 (2009-07-20 02:52)