「ガールフレンド・エクスペリエンス」 [映画(2010)]
ニューヨークの1時間2,000ドルもする高級デート嬢(まぁ、娼婦なんだが)チェルシー(サーシャ・グレイ)の日常を描いた作品で、物語らしい物語はなくドキュメント風に撮られた地味な映画。
何を隠そう、この『ガールフレンド・エクスペリエンス』のスティーヴン・ソダーバーグ監督作品を観たのはデビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』以来。その後の作品には何故かご縁がなく『オーシャンズなんちゃら』すら観ていない。
ってことで、僕にとってのソダーバーグ監督の印象は「マイナーな映画を創ってる人」ってことになる。映画の雰囲気はアメリカ映画とは思えないようなヨーロッパ志向。主人公が娼婦であることからゴダールの『女と男のいる舗道』の影響を受けている、かも。(あ、ここテキトーに書いてるので気にしないでください)
主人公のチェルシーは高級娼婦なのでお客は地位の高い金持ちばかり。会話の内容も経済や政治に関することばかりで、そんなやり取りが延々と続いたりするので、上映時間77分と短い作品ながら長く感じた。まぁ、つまり…
退屈一歩手前
だったってこと。
いや、たまにはこんな映画があっていいと思うんだけどさ…
こんにちは。
『セックスと嘘とビデオテープ』もかなーり地味な作品だったと記憶しています。
これもそんな感じの映画なんでしょうね。
「オーシャンズナンチャラ」のほうは豪華俳優陣出演で、それなりにおもしろかったですが、今見てもおもしろくないかもしれません。そのときにみないとおもしろくない映画ってありますよね。
by coco030705 (2010-09-26 14:26)
こんにちはぁ(^_^)/
何か別の映画を観ているような感覚を覚えました。(^^ゞ
by よーじっく (2010-09-27 13:08)
撮りはじめが地味な監督は一時期ド派手になってもやはり原点に帰ってくるものなんでしょうかね。セックスと・・・は未だに見てないです。
by なぎ猫 (2010-09-27 22:08)
cocoさんの記憶通り地味な作品だったと思います。でも予想外に面白かった印象もあります。詳細は忘れてしまいましたが…
映画って観るタイミングがある作品と、いつ観ても面白い作品って両方ありますよね。まぁ、後者が本当に優れた作品ってことのように思いますが。
by 丹下段平 (2010-09-27 23:34)
よーじっくさん、こんにちは。
一筋縄ではいかない作品でしたね。特に難解ってことではなかったのですが、創り手の意図が見えにくい映画でした。
by 丹下段平 (2010-09-27 23:36)
なぎ猫さん、こんにちは。
作家って処女作に本質というか、やりたいことが詰まってるような気がします。ソダーバーグ監督も本当に撮りたかったのは原点回帰したような、こんなマイナーな作品だったのかもしれません。
by 丹下段平 (2010-09-27 23:39)
↑イラスト、元モー娘の加護愛ちゃんに似てるかも・・・???
by 薔薇少女 (2010-09-29 15:17)
↑あ、似てるかも?
by 丹下段平 (2010-10-01 01:23)
ソダーバーグは金を稼ぐ映画を撮って、そのあがりでやりたい事をやってるバランスの良い監督に思えます。
コロンバインの乱射事件ネタの「エレファント」も良かったですよ。
by inuneko (2010-10-02 03:12)
たしかにinunekoさんの仰る通りかもしれませんね。でも落差があり過ぎる気が…
『エレファント』はガス・ヴァン・サント監督だったと記憶しております。まぁ、近いものがあるかもしれませんが。
by 丹下段平 (2010-10-03 03:05)
ありゃそうでした。お恥ずかしい!
by inuneko (2010-10-04 00:03)
退屈はしなかったんですが、
ソダーバーグ信奉者としては、ものたりなかったですね。
by クリス (2010-10-04 13:30)
inunekoさん、記憶違いは誰にでもありますから。
僕なんてしょっちゅう…(ボケが始まってる?)
by 丹下段平 (2010-10-04 23:17)
クリスさん、こんにちは。
確かに物足りなかったかも、ですね。
もうひと捻りあってもよかったんじゃないかなぁ。
by 丹下段平 (2010-10-04 23:19)