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安田記念 予想 [競馬(2012)]

毎週「忙しい忙しい」と言うのもなんだけど、忙しくてブログをいじれるのも日曜日だけなこの頃。おまけにこのところ出張続きで疲れて記事を書いたり見たりする気力がない。ま、競馬の予想記事だけは簡単だから(予想は簡単ではないのだが)なんとか書いてみよう。

◎ 15 リアルインパクト

〇 14 グロリアスデイズ

▲ 7 サダムパテック

△ 2 ガルボ 

△ 10 アパパネ

やや穴狙い。

最後に先週出張した道北の写真。

風力発電.jpg 

田んぼの向こうに風力発電のプロペラが並んでいる。これでどれだけ電力を賄えるのか分からないけど、リアルインパクト共々頑張ってほしいもんです。 


日本ダービー 予想 [競馬(2012)]

このところ仕事が忙しくてクタクタ。先週のオークスもすっかり忘れていたほどガタガタ。そんな中でも日本ダービーくらいは参加したいところ。

◎ 6 ゴールドシップ

〇 11 フェノーメノ

▲ 8 ワールドエース

△ 1 スピルバーグ

△ 14 トーセンホマレボシ

予想は予想として、個人的には映画好きなのでスピルバーグを応援したくなってしまう。名前だけでスティーブン・スピルバーグとは無関係なんだろうけど、何となくね。あ、『戦火の馬』は良かったっすよ。記事にしなかったけど…


「キリング・ショット」 [映画(2012)]

ある程度の映画ファンがこの『キリング・ショット』を観たなら、おそらく多くの人がクエンティン・タランティーノ作品の模倣であることに気がつくだろう。これがデビュー作のアーロン・ハーヴェイ監督はよっぽどのタランティーノ映画のファンに違いない。パクッたと言うよりも、大好きな作品(特に『パルプフィクション』)をお手本にして一所懸命に創り上げた、といった印象であった。

犯罪組織に属するテス(マリン・アッカーマン)は前の仕事でミスをし、組織のボス(ブルース・ウィリス)に汚名返上するため仲間と共に次の仕事に取り組んでいた。それはとあるダイナーで行われる麻薬の取引を横取りしようというもの。しかし、一向に取り引きが行われる様子がなく、苛立ったテスらは強硬手段に打って出た。しかし仲間のカラ(ニッキー・リード)が女性店主に撃ち殺され、ドーンも客のトラック運転手に射殺された…。一方、謎のセールスマンらしき男(フォレスト・ウィテカー)が自動車の故障で立ち往生しているところに警官が現れた。警官が故障の様子を調べていると、男はいきなり警官を射殺した。制服を盗んだ男は…ってお話。

一応、大筋はこんな感じなのだが、タランティーノ風なので、各エピソードの時系列がバラバラに繋がれておりアチコチに話が飛ぶユニークな構成になっている。しかし、この手法はかなりセンスがないと上手くいかないことが分かる結果になってしまった。物語を先に進めず、何度も何度も前に戻ったり、横道に逸れたりを観ている内に緊張感が途切れてくる。いい加減先に進めよと言いたくなってくる。そして次第に物語への興味も薄れてくる。現に僕の横と後ろにいたオッサン(声から推測して)は途中から同時に大いびきをかき始めて、迷惑千万であった。まぁ、大いびきこくほどつまらない映画ではないと思ったのだが、タランティーノの失敗作のように見えてしまい残念な出来であった。

まだまだ新人監督にとってタランティーノの域に達するにはちと遠い。それよりも次回は〇〇風ではなくオリジナリティを出してもらいたいもんだよなぁ。

キリングショット.gif


マニアでオタクでコレクター [映画-雑記]

札幌を離れ、首都圏で過ごすGW。久しぶりに新宿御苑前の古本屋に行ってみた。ここは以前記事にしたように(→記事)映画パンフレットの品揃えが充実しているお店。古本屋ならではの無造作に置かれた大量のパンフの中からお宝を発掘するのだ。結構忍耐力も必要で大変ではあるが楽しくもある。

前回4年前は比較的安価な掘り出し物を発掘したのだが、今回はいきなり高価で凄く欲しい物が目に入ってしまった。しばし悩んで…やっぱり買っちゃお、ってことで手に入れたのが…

『市民ケーン』(オーソン・ウェルズ監督)

市民ケーン.jpg

アメリカで映画史上のベスト10なんかやると必ず1位に選ばれる名作中の名作。こんな作品のパンフを見かけてしまったら欲しくなるのがマニアの性。僕の基準ではちょっと高かったけど、買わずに後悔するのも精神衛生上よろしくないので購入することに。3000円也。

『リオ・ブラボー』(ハワード・ホークス監督)

リオブラボー.jpg

西部劇で何が一番好きかと問われると『リオ・ブラボー』と答える自分にとって、こんなの見つけちゃったら買わずにはいられない。大スター、ジョン・ウェインを筆頭にディーン・マーチン、リッキー・ネルソン、ウォルター・ブレナンらのアンサンブルも楽しい痛快娯楽映画の傑作。2000円也。

『シャーロック・ホームズの冒険』(ビリー・ワイルダー監督)

シャーロックホームズの冒険.jpg

敬愛するビリー・ワイルダー監督の後期の作品。こんなの見つけちゃったら買わずにはいられない。…でもこの作品は観ていなかったりして。今回買ったパンフの中では一番新しい作品(なのに状態は一番悪いんだな、これが)。でも1970年。最近のホームズ映画は観たいとは思わないけど、これは観たいぞ! 1000円也。

『フレンチ・カンカン(ジャン・ルノワール監督)

フレンチカンカン.jpg

フランス映画の巨匠ジャン・ルノワール監督作品。今回買った中ではおそらく一番発行年度が古く1955年のもの。戦前・戦後の映画ポスターを多数手がけた野口久光氏によるフランソワーズ・アルヌール(サイボーグ003のモデル?)のイラストの表紙に一目惚れ。額装して飾っておきたいくらいである。これで1000円はお買い得だったのでは。ちなみにこの作品も未見であったりして。

とまぁ、マニア根性丸出しで購入した4点。合計7000円也。興味のない人には浪費と思われるだろうけど、自分的には満足なお買い物。でも、ブログ始めてから資料としてパンフはなるべく購入しているので、その量が半端ないくらいになってきた。もう立派なコレクターなんだろうけど、整理が苦手なので埋もれた中から見たいパンフを探し出すのが大変なんである。

夏休みになったら整理するか…(と思って数年経っている)。


「アーティスト」 [映画(2012)]

02銀ヒ熊賞.gif以前の記事で「『雨に唄えば』が大好き」と書いたことがあった(→記事)。こんな僕だから尚更感じたのかもしれないが、このアカデミー作品賞・監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)・主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)・衣裳デザイン賞・作曲賞の5部門に輝いた『アーティスト』は、設定や物語の大筋が『雨に唄えば』とかなり似通っている。『雨に唄えば』をシリアスにして、白黒サイレンスでリメイクしたのが『アーティスト』だ、と言ったら過言になるかもしれないけど、創り手がかなりの影響を受けていることは間違いなかろう。

まだ映画がサイレンスだった頃のハリウッド。ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は俳優としてキャリアの絶頂にあった。新作の舞台挨拶が終わり劇場から出たところで出会ったペピー・ミラー(ベレニス・ベジョ)は役者の卵。エキストラをして下積みの身。ジョージと撮影所で再会しても身分の差はあまりにも大きい。そんな中、トーキー映画が発明された。「くだらない」と一蹴するジョージであったが、時代は大きくトーキー映画へと変わっていく。急激に落ち目になるジョージと入れ替わるように、トーキー映画の新スターとしてペピーは注目されていく…ってなお話。

『雨に唄えば』が好きなんだから、やっぱりこんな映画は相性が良い。主人公の置かれる立場が過酷になって、心が躍るような展開ではなかったとしても面白く、技術的にも見応えのある作品であった。それにしてもハリウッドのような煌びやかな世界を白黒サイレントで撮るなんて大胆な試みは商売第一のハリウッド資本では許されなかったのではあるまいか。ハリウッドが舞台ではあるがフランス映画ならではこそ成立したように思える。そんな作品にオスカーを与えたハリウッド。懐が広いのやら狭いのやら…?

アーティスト.gif


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