「ランナウェイズ」 [映画（2011）]
この映画のタイトルロールである女性パンクロックバンド『ランナウェイズ』を来日した1977年当時、リアルタイムでテレビで観ている。端正な顔立ちの美少女、ヴォーカルのシェリー・カーリーが下着姿で挑発的にシャウトする様はまさに堕天使のようで、年上外人好きだった思春期の僕は大いに魅かれるものがあった（実際はあまり歳の差はなかったのだが）。この頃、女性のロックシンガーはスージー・クワトロ（メンバーのジョーン・ジェットの憧れ）くらいしかおらず、メンバー全員が女性というのは特異で、過激なファッションというのも異色だった。なので後にマドンナが登場してもさほど驚かなかったものだ。このランナウェイズだが、記憶にあるのは下着姿のシェリー・カーリーだけ。メンバー内で彼女だけ突出した存在だったってことなのだろうけど、映画の中でもそれが解散の引き金になったように描かれている。
物語はメンバーの中心人物であったシェリー・カーリー（ダコタ・ファニング）とバンドのリーダーであったギターのジョーン・ジェット（クリステン・スチュワート）を中心に進行する。彼女らが寄せ集めでバンドを組むようになり、成功を収め日本に遠征して爆発的な人気を得たが、メンバーからシェリーが疎まれるようになり彼女が抜け、そして解散。そしてその後までをシェリー・カーリーが書いた自叙伝を基に、そしてジョーン・ジェットが製作に加わり映画化している。
僕はこの作品を観るまで、下着姿で歌うシェリー・カーリーが受けたので日本に上陸してきたのかと思っていたが、映画では日本に着いてからシェリーが下着で歌うことを閃いたようになっていた。これはちょっと意外であったが、そんな順序なんて大したことではない。とにかく何十年ぶりに聴いた『チェリー・ボム』が懐かしかった。
80年代になり、ひとりの女性ロックシンガーがブレイクし曲が全米1位となった。それがジョーン・ジェットなのだが、彼女が元ランナウェイズのメンバーだったことを知って驚いたものだった。ランナウェイズの時は全く印象になかったのだが、こんな受け狙いの一発屋のようなバンドの中に本格派のロック姉ちゃんがいたことが驚きだった。
ランナウェイズは閃光のごとく現れ、そしてあっという間に消えた（実際の活動期間はあっという間ではなかったが、日本での印象はそんなもん）。それからもう30年以上が経っているのだが、今でもその時の事を覚えているのだから凄い。いや、僕の記憶力じゃなくて、彼女たちのインパクトの強さが。やっぱエロかったからなんだろうなぁ…
実は歌や顔は覚えていたけど、シェリー・カーリーとチェリー・ボムがいつしかごっちゃになってチェリー・カーリーって記憶してました。ど～でもいいことですけど。
ダコタ・ファニングって、もうこんなに大人っぽくなっちゃったんですね(´ﾟдﾟ｀)
欧米系の子役女優さんって、ｽｸﾞ大人っぽくなっちゃうような気がします?!
私のお祭り記事の件ですが、愛知県知多半島の半田市という所です！
ミツカン酢の本社の近くです！
主人の実家関係にはブログの事は秘密にしてるので
自分の記事に書くと、万一検索される様な事が有るとﾁｮｯﾄ困るなという事で
敢えて書きませんでした。
（主人の実家は地元の名士なので、ｲﾛｲﾛと弊害が有るらしいんです?!
私が昔、テレビに出演した時も○○家の名前は出さない様にと、
小姑様?に言われました）
ブログって、友達なら見てもらいたいけど、親戚関係（＆夫）には余り、
見られたくないなって、思います！
私の場合、ﾒｯﾁｬ自分目線の幼稚な写真日記見たいなもんですから(´-∀-｀；)
長々と記事と関係ないコメントで申し訳有りません(；´･ω･｀)ゞ
by 薔薇少女 (2011-04-18 13:14)
薔薇少女さん、こんにちは。
右上のジャケット写真は本物のランナウェイズのメンバーです。ダコタ・ファニングは記事中ごろの写真の金髪の女性です。もうすっかり大人ですね。
半田市ですか、通ったことはありますが（セントレアからバスに乗ったので）、降りたことはありませんね。そんな名士の家柄だと面倒っちいんですね。まぁ、ブログって知ってる人に読まれると恥ずかしい気持ちもありますけどね。
by 丹下段平 (2011-04-19 02:57)
これ見たかったんですよねー。
でも静岡はまだ上映になってないので・・・。
うちのダンナさんはジョーン・ジェットのファンですｗ
by もももんがが (2011-04-20 13:17)
あ、多分世代的に全然知らないバンドです。スミマセン。ジャケ見て、女子プロレスみたい、って思っちゃいました。
思い出を汚すようなコメントだったらごめんなさい。
映画は面白そうですね。バンドものってドラマがあるんですね。
by なぎ猫 (2011-04-20 21:42)
もももんががさん、こんにちは。
ダンナさん、この映画楽しめると思います。クリステンがかなり「っぽかった」ので、若い頃のジョーン・ジェットって絶対こんな感じだよなぁって観られるはずです。
by 丹下段平 (2011-04-21 05:29)
なぎ猫さん、こんにちは。
女子プロレスみたい…ホントにそうですね。シェリー・カーリー、凄いガンとばしてるし、みんな強くて悪そうだし。
僕も世代的に何とか間に合ったってことで…。
by 丹下段平 (2011-04-21 05:33)