「上海から来た女」 [映画-DVD]
So-netのブログがずっとメンテナンス中でアクセスしずらい状況にあった(まだ終わってない?)ので、しばらく記事を書けない日が続きました。こちらのテンションもすっかり下がりきってしまったのですが、何とか書いてみたいと思います。
この映画は随分昔に観たのだが、すっかり忘れてしまったのでDVDにて久しぶりに観てみることにした。1948年に作られた映画なのだが、日本で公開されたのは80年代前半くらいではなかっただろうか。何でそんなに遅くなったのかは不思議であるが、映画自体はかなり面白かった。
何しろこの時代の作品は映像が凄い。これは監督のオーソン・ウェルズの力量も大きいのだが、兎に角映画の原点でもある画で魅せる事の凄さが充満している。有名なラストの鏡の部屋シーンは勿論、水族館のシーン等も実に凝った映像になっている。
テレビの延長線のように台詞に頼り、映像で語る事を忘れてしまった日本映画を見せられる度に「こんなの映画じゃない」って思わされたものだが、古い名作を観て本当の映像表現とは何かを作り手には改めて考え直してほしいものだ。
結局テンション上がらぬままおしまいです。
↑しかも似てないし…
タグ:オーソン・ウェルズ
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